失って気づくこと

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7月2日 失って気づくこと | じゅんご「副業で稼ぐためのラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「じゅんご」の「7月2日 失って気づくこと(2021年7月2日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

今日は、「失って気づくこと」というテーマでお話しします。

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今日は、「失って気づくこと」です。

僕は24歳の時に1回目の事業が失敗をして、すっからかんになって
「どうしようかな」と思って、「よしこれは旅に出てやる」と若気の至りもいいところです。

ちょうどなにしたらいいか分からない時に、
昔関わっていた会社が’沖縄から稚内まで歩いて日本縦断をする’
っていう企画をを打ち上げまして、「じゅんご行かないか」と言われました。
「えっ?」って思ったんですけど、
いつか「日本は回りたいと思ったんで、いい機会かな」って思ったのと、何もなくなっていたんです。

昔はお金もあったし、時間もあったんですけど仕事がたくさんあって、自由じゃなかった。
今度はお金と時間なくして、人間関係もなくして
旅に出るってなると「案外自由だなぁ」なんて思って、旅に出ました。
沖縄からスタートして歩いて拾える範囲でゴミ拾いしながら、
コンビニに承諾を得てゴミを捨てさせてもらってました。

そんな感じで旅をして、北海道稚内まで北上して歩いたわけなんですけども、
その旅の最中は面白くて、僕が結局二十歳から起業して、
22,23の時がピークで、その時はイケイケだったんです。

それで尊敬され崇められ、北海道レベルですけども今知ってる人は知ってるって人になっていて、
ちょっと天狗になった時期があったんですけど、頑張ったのは間違いないです。
旅出た時に人間関係でやっぱりうまくいかなくなって、事業がうまくいかなくなったから、
「俺の人間性ってダメなんだな」と思っていたんです。
旅に出た時もちょっと若干傷心というか、孤独の中傷心旅行みたいな感じで出ました。

でも旅をしてて、あなたの目を見て直感で詩を書くというので暮らしていたんですけど、
この説明はまた別の日にします。
そうすると路上で勝手に店を広げて商売してて、色んな若い人と知り合うわけじゃないですか。

自分より若い人たちと喋ったりすると、
本当にただの貧乏の旅人なのに「じゅんごさんの本なら買いたい」とか、
「考え方をもっと聞きたい」って言っている人がいて、
「俺なんてやらかしちゃった男なんだけどなー」とか思っていたんです。

でも変な言い方ですけど、「どこに行っても言われたんですよ」

語る時間もないですし、旅をしていたこともありますが、
自分の考えてることをちょっと喋ると「深い」って言われるようになりました。

自分が24歳まで事業で頑張ってきたことって「何の意味もないのかな」と思ったんですけど、
案外自分の人間力みたいなものがついたのかとちょっと思ったんです。

旅しながら歩いてると、足の裏がめちゃくちゃ痛くなるんです。
本当にマメができて放っておくと足の裏の皮が全部剥けるって言われてたんで、
ライターで安全ピンを炙って、穴開けて膿を出して、それを何回も繰り返して、
マメの中のマメの中のマメができるけど、歩き方の癖があるんで親指と中指の間のところに
どうしてもマメができてしまって、そんな事を繰り返して、
もう歩くのも辛い時に、後ろ歩きにしてみたりとかしていました。

その時にいろんな方にいろいろ声をかけていただいて、これはちょっと現金なんですけど、
僕は日本縦断中にのぼりを掲げて歩いたんで、声をかけていただけましたが、
声をかけていただいたら一気に身体が楽になるんです。

なんか人から応援されるって凄いです。すぐ元気になる。

旅していろんな人と出会って、いろんな話をして、行く先々で色んな人にお世話になって、
褒めてもらったりとか、よくしてもらって、終わって札幌帰ってきて、
その企画を出してくれた会社のオーナーがなんか怒ってて、「俺は寂しかった」とか言ってて、
「なんのことですか?」みたいな。

連絡したけど返ってこなかったから連絡しなかったんだけどとか思いつつ、
そこからはもう一回も会っていないです。

全て失って旅して、「なんか俺って案外頑張ってきたのかなあ」なんて思って帰ってきたら、
また一人になって「俺は頑張ると人がいなくなるのか」っていう気持ちに本当になりました。
頑張ると無我夢中になって、周りが見えなくなって
周りの人を置いて行ってしまうところがあるんです。

今はもう大丈夫ですけど、本当に昔はよくありました。
周りの人にどんどん寂しい思いをさせたりとかして、相手の愛が重ければ重いほど相手は辛いです。

それをわかってあげられない僕もいたりして「申し訳ないなぁ」なんて思いつつ、
その時はまだ若かったんで「なんでこんなこと、言われなきゃいけないんだろう」と思ったんです。

それで旅出る前に失って、旅中にちょっと頑張ってたのかと思って帰ってきて、
また失ってふと思ったんです。「旅行ってきたんだ」って話をすると、
「すごいですね。歩いて日本縦断してて」って言われてるじゃないですか、やっぱり嬉しいです。

でも僕の心の中で思っていたのは、「いや俺なんかちっちゃいよ」って事でした。
全然わかってないし、いろんな人が助け合ったりとか、いろんな人が応援してくれたりとか、
いろんな人が自分の見えないところで動いてくれて自分があるのに、
何もわからないで過ごしてきて旅して帰ってきて、こんなことがあったと言うんです。
「自分なんか全然ダメなんだよね」って言っても、相手が「いやいやいや」って言ってくれる。

その時にふと思ったんです。本当に器の大きい人間ってやるべきことをやって
「自分なんてまだまだだ」って思っている人なんだと思いました。

自分なんてって表現はあれだけど、
「まだまだやれる、改善できる」って思う人間だと感じました。
逸話って実際にやってることと本人の謙虚さの差なんだと思いました。
それから何かでかいことをやってもうまくいったら周りのおかげ。失敗したら自分の所為。
っていうのを格言にして、ずっとやってきています。

それもあるから奥さんと上手にやっていけているのかと思います。
圧倒的に僕の方が金稼いで主婦もやってます。
だけど奥さんの存在がとてつもなく大きいし、
ましてや大変な時に一緒に乗り越えているし、本当に奥さんありきの自分なんだと思います。

その頃の出来事で思えるようになりましたし、回り道をして紆余曲折山あり谷ありでしたけど、
全て自分にとって生きるためにすごい大切なことなんだと思いました。

人間関係についてなんですけども、よく自分を知ることがやっぱり第一歩なのかと思います。
自分を知ることでやっと人に何か伝えられると思います。

というわけで、皆さん楽しみましょう。バイバイ 

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